昨年度からの設置サンゴの成長過程調査とサンゴ床の新規設置を行いました。前回よりそれぞれのサンゴ株ごとに成長を記録しています。
昨年9/9に設置したサンゴは想像以上に生存率が高くしっかりと成長していました。サンゴ床の高さやモルタル基盤の大きさや素材に工夫を重ねて立派に育ってくれたらなあと思います。
新規設置分には参加した皆さんが成長過程を楽しみにしていただけるようにお名前と日付けを記入したプレートを付けてサンゴ土台に設置しました。
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活動年月日:2022年11月12日(土)13日(日)
清掃場所:和歌山県東牟婁郡串本 田子ビーチ
参加ダイバー人数 14名 一般参加1名
主催:非営利活動法人海未来
併催:関西大学サンゴ再生研究チーム
後援:海と日本プロジェクト
協力:坂本造船・ダイブサポート関西
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【経過観察】
現在サンゴ床は
1A,1B,2A,2B,3A,3B,4A,4Bのサンゴ床8カ所にそれぞれ10個体設置しています。(4A,4B新規設置)
2021.9.9設置分は
23個体のうち20個体が成長し、生存率87%。
2022.5.8設置分は
20個体のうち13個体が成長し、生存率65%。
2022.9.9設置分は
20個体のうち14個体が成長し、生存率70%。
3か月前より9%、直径にして約1cm近く成長しています。生存しているサンゴは、22.9.9設置分も含めてモルタル台に着床固定しています。